2025.04.05

体型に合わせたスタイルアップ術
お腹まわりはMサイズ、でも着丈はSSサイズがしっくりくるというお客様。既製品ではなかなか“ジャストフィット”が見つからず、コーディネートに悩まれていました。
そこで私がご提案したのは、“サイズミックス”と“視線のコントロール”を意識したスタイリングです。
トップスはお腹まわりにゆとりを持たせるためにMサイズを選び、袖をロールアップして抜け感を演出。さらに、インナーと羽織りに色のコントラストをつけ、縦のラインを強調することで全体のバランスを整えました。これにより、スタイリッシュな印象に仕上がりました。
ボトムスにはジャストウエストでセンタープレス入りのパンツをセレクト。ウエスト位置を高く見せることで脚長効果を狙い、着丈とお腹まわりのサイズ感のギャップを自然にカバーしています。
“似合う”を知ることは、体型を隠すことではなく、魅力として活かすこと。お客様にも「着やせして見える」「いつもよりスタイルアップした気がする」と嬉しいお言葉をいただきました。
スタイリングは、ちょっとした工夫と理論で印象が大きく変わります。同じようなお悩みをお持ちの方にも、ぜひ参考にしていただきたい事例です。